〇〇に所属している〇〇です。
先日、サーバーをエックスサーバーにすることに決めたんですが、その中でレンタルサーバーの中で普通のレンタルサーバーとは別に法人向けがあるんです
しかし、何が違うのかよくわかりませんし
法人はビジネスで契約しなきゃいけないのですか?どうかわかりやすく解説をよろしくお願いします!
という内容で疑問にお答えしていきます。
- 法人で通常のエックスサーバーにするかビジネスにするか迷う方
- コミュニティサイトを検討中の方
- エックスサーバービジネスに興味がある方
レンタルサーバーの比較を見ていきたい方は「レンタルサーバー比較」の記事を御覧ください。
エックスサーバービジネスは上位モデルの立ち位置
結論から言えば、エックスサーバービジネスは通常のエックスサーバーの機能性を拡張したものという感じです。
エックスサーバービジネスというのはなにかといえばエックスサーバーのサービスを法人向けとした特殊な機能や大規模サイトを想定したレンタルサーバーサービスになります・
しかし、エックスサーバービジネスは法人向けという前提位置づけですが
実は個人であっても契約をすることもできます。
なお、逆にエックスサーバーであっても法人契約が可能!
へぇ=じゃあエックスサーバーの場合ではあまり個人法人という区別はしてないのかな??
なので、実質エックスサーバーの上位モデルという位置づけというのは個人・法人ともに契約がお互いに可能、機能性の違いという意味合いから、今はそうなっています。
エックスサーバーとエックスサーバービジネスの違い
通常のエックスサーバーとエックスサーバービジネスの違いはどんなところなのかを具体的に解説していきます。
客層が異なる
通常版は主にフリーランスや個人事業主を前提ですが、ビジネスは法人を対象としたのを前提になっています。
かつてはエックスサーバーに法人向けに必要な「企業認証SSL」や「法人向けのドメイン」が契約できなかったので事実上分けられていましたが
今はエックスサーバーの方でも使えるようになっています。
エックスサーバーでも法人契約ができるようになったので、その点は小規模法人にとっては大きなメリットだね!
そのため現状、個人・法人問わずにどちらもできるので、客層と言うより実質ビジネスは通常版の上位モデルという立ち位置な感じになっています
ビジネスは価格高め
エックスサーバービジネスはエックスサーバーに比べて同じスペックでも価格は大きく違っています。
例えばエックスサーバーのスタンダードプランであれば¥990【36ヶ月】ですが、ビジネスのスタンダードプランは¥3,762からと高価になっています。
ええ?なんでそんなに違うの!?
この価格の理由は法人向けという価格相場であるのと、セキュリティ機能や移行サービスといった、エックスサーバーにはないものがたくさん入っているためです。
専用サーバー
エックスサーバーとエックスサーバービジネスの一番の違いは専用サーバーがあるかどうかです。
通常のエックスサーバーでは共用サーバーという構造しかありませんが、ビジネスでは共用サーバーに加えて、1台丸々レンタルできる専用サーバーというのがあります。
専用サーバーのいいところは他のユーザーに絡むことがないので一切干渉することがないことと、容量、スペックとともに通常よりもスピードが早い傾向があるということです。
ただし値段も相応に高いので、個人にとっては専用サーバーの運営はまた夢の中の夢といってもいいでしょう。
高度なセキュリティーが充実している
エックスサーバーでもセキュリティ機能が十分に充実していますが、ビジネスではさらなる上を行く様々な高度なセキュリティーが用意されています。
- SLA
- セコムセキュリティ診断
- WEB改ざん検知
- 管理ユーザー設定
アップ・ダウングレード
エックスサーバーは上位・下位にどちらでもプランのグレード変更ができますが
エックスサーバービジネスでは上位にしか上げれません。
そのため、一度上げたらスペックダウンをするというのは無理なので、どのような立ち位置なのかきちんと見極めてグレード設定をリサーチしていく必要があります。
SWELLやCocoonといったテーマを直接インストール機能はない
エックスサーバーにある、WordPressの簡単インストールの中でテーマのインストールがビジネスにはありません。
ただし、ビジネスでは通常のエックスサーバーにない代行サービスが月3回まで提供できます。
通常版のエックスサーバーをおすすめする方
通常のエックスサーバーはそこまでスペック的にいらない方、セキュリティもあまり重視しない方、個人事業主・フリーランスにおすすめです。
フリーランス・個人事業主全般
フリーランスや個人事業主は、通常のエックスサーバーであっても十分すぎるほどなので、コミュニティと行ったサイトを開く以外はほぼビジネスは不要と言ってもいいでしょう。
価格とスペック面で見たらわざわざ高価なビジネスに選ぶメリットがないね
ブログ・会員登録無しのホームページにとどまる中小規模法人
金銭やクレジット情報が関わらない中小企業法人であれば、価格の安いプレミアムやスタンダードでも十分と言えます。
近年は画像形式がWebp化が主流にしつつあるため、ストレージやスペック的に見ても価格の高いビジネスだと割高感が強いでしょう。
Xserverのプランはどれが良いのかについてはこちらの記事にて参考になれたら良いかと思います。
エックスサーバービジネスをおすすめする方
反対にエックスサーバービジネスを使うのに向いている方は以下の通りになります。
大規模法人全般
情報が複雑化しやすい大規模法人は間違えなくエックスサーバービジネスが良いでしょう。
上場している企業とかはなおさらで、サイバー攻撃を受けやすいため、セキュリティーなどは万全に対策しなくてはなりません。
基本的に大規模法人は専用サーバーである「マネージド仮想専用サーバー」のハイエンドを選択することをおすすめします。
セキュリティ重視の法人
セキュリティをとことん重視する法人であれば、ぜひともビジネスがおすすめです。
特にクレジットカード決済があるのであれば高度なセキュリティが望まれるので、実質必須と言ってもいいでしょう。
コミュニティサイト
コミュニティサイトは性質上、アクセスや書き込みの流動性が激しいので個人・法人問わず高性能のサーバーが望ましいです。
コミュニティはなるべく高性能なサーバーが望ましいので、金銭に余裕があれば「マネージド仮想専用サーバー」のハイエンドがおすすめ!
その分価格は高いけど、スペックは抜群なので大量に見込まれるなら費用対効果に見合うでしょう。
どちらにもおすすめしないもの
エックスサーバー ビジネスはエックスサーバーにない機能がたくさん盛り込まれています。
しかし、状況によってどちらにも適さないのが2つあります・
ゲームサーバー
Minecraftなどのマルチサーバーは素直にXserver For Gameを使っておきましょう。
設定が圧倒的に簡単なのと、ビジネスはそもそもゲームプレイに想定していないので、構築が大変手間がかかったりして時間的にデメリットが大きいです。
WindowsServer
専用サーバーからの構築設定が難しいので、WindowsServerを運用するなら専用のXserver For WindowsServerに申し込みましょう。
まとめ
今回はエックスサーバーとエックスサーバーのビジネスの違いについて解説していきました。
- 法人向けのサーバーサービスだが、個人でも契約できるため実質エックスサーバーの上位モデル版
- セキュリティーやサーバーのモデルも豊富
- 一応なんでもこなすことは可能だが、一部は適さないシーンが有る
というようにエックスサーバーとエックスサーバービジネスの違いを理解した上で契約していきましょう。
通常のエックスサーバーはこちら!
エックスサーバービジネスはこちらへ
レンタルサーバーの比較を見ていきたい方は「レンタルサーバー比較」の記事を御覧ください。